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紀元後77年
古代ローマのプリニウスが『博物誌』を著す

古代ローマの博物学者・政治家プリニウスの著書で、当時の百科全書ともいうべき『博物誌』には磁石にまつわる逸話や迷信がいくつか紹介されています。昔の人も磁石の不思議な魅力に興味津々でした。

その1:「建築家ティモカレスはアルシノエ神殿の天井を磁石で造り、王妃の鉄像を磁力で空中浮揚させようとした。しかし、この工事を命じたプトレマイオス2世と王妃自身も他界した為に計画は中止された。」

その2:「マグネスという名前の羊飼いが、放牧中に杖の先に付けられた鉄を引寄せる石を見つけた。それ以来、鉄を引寄せる不思議なこの石のことを羊飼いの名前にちなんでマグネットと呼ぶようになった。」

その3:「ダイヤモンドは磁石に対して非常な反発性を持っていて、磁石の近くに置くと磁力を失わせてしまう。」