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紀元後280年
中国の陳寿が『三国志』を著す

晋の時代の歴史家陳寿によって著され今もなお読継がれている『三国志』には、衰退していく統一王朝後漢の様子と魏・呉・蜀の三国成立の様子が描かれています。

その中で磁石に関係のある諺が出てきます。

「琥珀(こはく)塵を吸うも汚れを吸わず、磁石針を吸うも曲を吸わず。」という諺です。心が清らかで私欲のない人間は、不正を受入れず潔白に行動するという意味です。また「磁石鉄を吸えども石を吸わず。」という諺も同じ意味で使われています。

他にも「磁石に針」という諺があります。これは磁石が鉄の針を引寄せる様子から、接近しやすいことの例えや、誘惑されやすいことの例えとして使われています。