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紀元後1600年
イギリスのギルバートが『磁石論』を著す

今日の科学的研究方法の先駆けとなった『磁石論』はイギリスの医師ギルバートによって著され、実験を用いた記述で磁気や磁場の解明についてまとめられています。

当時の船員達は既に方位磁石で方角を調べていたので、ギルバートは船員なら磁石についての知識があるだろうと考えました。そして船員が書き記したものの中に「方位磁石が北を指す時に磁石の針が少し下がる。」という記述を発見しました。

磁石の針が下がるということは北極星が磁石を引っ張っているという説でなく、地球の中に磁石を引っ張る物質が存在するという説が成り立つのではないかと考え、船員達に頼んで何ヶ所かで方位磁石の針の下がり具合を調べました。

その結果、地球の中に巨大な磁石があって引寄せていると考えると疑問が解決することに気付きました。