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紀元後1932年
三島徳七が『MK鋼』を開発する

アルニコ磁石の基礎となる炭素を含まない画期的なMK鋼は、磁性のないニッケル鋼にアルミニウムを添加すると磁性を回復することを東京大学助教授三島徳七が発見し合金磁石として開発しました。

保磁力で比較するとそれまでの最高であったKS鋼に比べて2倍以上の600エルステッド、しかもニッケルを使ってコバルトのような高いコストの原料を少なくした為、価格的にはKS鋼の20パーセント程度に抑えられました。しかも小型化しても強い磁力が保たれ外的変化による影響を受けにくい為、計測機器類の進歩に大きな貢献を果たしました。

ところで、MK鋼のMとKは三島徳七の養家三島家と生家喜住家の両家にちなんで名付けられています。