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紀元後1934年
本多光太郎らが『NKS鋼』を開発する

1917年にKS鋼を開発した本多光太郎らは、1932年に三島徳七が鉄・ニッケル・アルミニウムを用いてMK鋼という合金磁石を開発した2年後には、MK鋼にコバルト・チタンを加えたNKS鋼を開発しました。

NKS鋼は極めて硬くもろいので鋳造によって製造されますが、従来の理論では説明ができないような特性が達せられた画期的な合金磁石でした。

NKS鋼はKS鋼の数倍といわれる保磁力が得られ急速に用途を拡大していきます。これに銅を添加し改良されたアルニコ磁石はその後永久磁石の主役を務めてきましたが、フェライト磁石や希土類磁石の登場で主役の座を譲ってしまいました。