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追記
磁石の現状と将来

現在、磁石は社会生活を支えているデジタル家電・携帯電話・各種モーターや自動車等の重要な機能部品を支えている材料や部品になっています。

これは、永久磁石が着磁後にエネルギー補給を必要としないで磁力を永久に発生し続ける特徴が主な要因だと考えられます。

また、昨今の環境問題に適応した材料や部品として、磁石は急激にその需要を拡大する傾向にあります。

半世紀近く磁石の歴史を遡れば、

等方性フェライト磁石から異方性フェライト磁石まで約8年間
異方性フェライト磁石から1-5系サマコバ磁石まで約6年間
1-5系サマコバ磁石から2-17系サマコバ磁石まで約5年間
2-17系サマコバ磁石からネオジム系磁石まで約6年間

という間隔で新しい磁石が開発されてきました。しかし、ネオジム磁石が開発されてから現在まで、ボンド磁石という形でアレンジされた商品は出ていますが新しい種類の磁石は開発されていません。

開発段階ですが、ネオジム・鉄・ボロン系磁石の薄膜永久磁石、磁性を大幅にアップしたネオジム・鉄・ボロン系焼結磁石、新しいタイプの等方性ボンド磁石、材料用としてネオジム・鉄・ボロン・ナノコンポジット磁石粉ができています。

今後、これらの磁石が実用化されれば、熱減磁が小さくて高温環境下でも使用可能な磁石や超薄型の磁石が登場してくるものと思われます。