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磁石トラブル事例集

磁石に関するトラブル事例集です。

割れてしまった!
吸着や落下等の衝撃で割れてしまうことがあります。
特にネオジム磁石やサマコバ磁石は磁力が強く、勢いよく吸着させると破損する可能性が高い為、吸着させる場合は慎重に取扱う必要があります。
取外し直後に周辺の磁性体を引付けないようご注意下さい。
また、皿小ネジや皿ボルトで固定することができる皿穴付磁石は、締付け過ぎによって
磁石が破損してしまうことがあります。
磁石が破損しない程度の最適な締付けトルクをご検討下さい。
錆びてしまった!
水分等の影響で錆びてしまうことがあります。
錆びは減磁(磁力低下)の原因になります。
特に錆びやすいネオジム磁石はニッケルメッキ等の表面処理を施していますが、吸着の衝撃や経年変化で表面処理が剥がれてしまい錆びてしまうことがあります。
表面処理が破損しないよう取扱いに注意し、極力水気の多い場所を避ける必要があります。
防錆効果の高いエポキシコートやナイロンコート等の対応が可能ですのでご相談下さい。
加熱後に磁力が戻らなくなってしまった!
使用可能温度以上での使用で磁力が回復できなくなります。
また、ネオジム磁石は310〜340℃程度、温度特性の高いアルニコ磁石でも 810〜850℃程度で完全に磁力を失ってしまいます。
高温環境下での使用の場合、使用環境温度を考慮する必要があります。
再着磁により磁力の回復が可能な場合もありますのでご相談下さい。
吸着して外せなくなってしまった!
希土類磁石のような高磁力の製品は、引張って外すことが容易ではありません。
磁力の強い面に対して垂直方向に最も強い磁力を発生させている為、一方を固定し他方を磁力の強い面に対して平行方向にずらすことで比較的容易に取外すことができます。
ある程度の大きさがある場合、机等の角を用いて押込むことで更に取外しやすくなります。
工具等を用いて強引に取外しを行うと磁石が破損する可能性があります。
取外しが困難な場合は弊社までご連絡下さい。
磁気でカードが使えなくなってしまった!
クレジットカードやキャッシュカード等が磁気の影響で使用できなくなることがあります。
磁気の影響を受けやすいものは磁石に近付けないことが必要です。
磁気を遮断するには鉄片等をくっ付ける方法が効果的です。
N極とS極が分からなくなってしまった!
外観でN極とS極を判別することはできません。
極性が判明している磁石を判別用に使用する方法や測定機器の使用で判別が可能です。
また、弊社在庫品には極性判別用のマーキングを施している商品と施していない商品が
あります。
極性判別用のマーキングを施して出荷することは可能です。
ご希望の場合はご注文時にお申し付け下さい。